高専オープンイノベーションチャレンジ・未来を創る共創力 ~アフリカ×日本・10代からの開発課題解決〜
2025年8月20 日(水)14:00-16:00(JST)
- 日時
- 2025年8月20 日(水)14:00-16:00(JST)
- 分野
- 若者、イノベーション
- 会場(開催形式)
- JICA横浜(ハイブリッド開催)
- 共催
- 長岡技術科学大学
背景
- 2019年度から始まった「高専オープンイノベーションチャレンジ(以下、高専OI)」は、アフリカの企業や行政などの現地パートナーと設定した課題に対し、全国の高専生から解決策を募るハッカソン。受賞したチームは現地で実証実験を行うなど、高専生に開発課題に取り組む機会を提供しているのが特徴で、高専生のもつ柔軟な発想と技術力で、大学や政府機関などの現地機関との連携によりサステイナブルな解決策を模索する。
- 高専OIでは、日本の若者の技術やアイデアがアフリカの現場で活かされ、かつその学びが日本国内にフィードバックされる「リバースイノベーション」の視点を重視。アフリカと日本の若者が互いの知見を交えながら新しい解決策を共に創り出していく「共創」のプロセスそのものが、次世代を担う人材育成において重要な教育的価値を持つ。
キー・クエスチョン
- 実際にアフリカを訪れた日本の学生はどのように意識が変わったのか?
- アフリカの開発課題を自分ごととして捉えるには、どのような経験や知識が必要か?
- 高専生や10代の若者が社会課題の解決に関わる意義とは?
- 開発課題解決の場での共創の意義とは?
- リバースイノベーションをさらに推進するには?
目的
高専OIに参加して実際にアフリカを訪問し、現地で実証実験を行った高専生が登壇し、その経験を共有することにより、イベントに参加する10大を中心とした若年層にアフリカをより身近に感じ、自らの行動につなげる意識の醸成を目的とする。本イベントは、日本の若者がアフリカの社会課題に触れ、その解決に向けたアイデア創出や実践を通じて、国際的な視野と課題解決力を育むことを目的としています。高専オープンイノベーションチャレンジ(高専OI)の事例紹介や、アフリカを実際に訪問した学生による体験共有を通じて、参加者にとってアフリカが「遠い世界」ではなく「自らの関わるべき課題がある現場」として意識される機会を提供します。
- また、本企画は、アフリカと日本の若者が互いの知見を持ち寄り、共に課題解決に取り組む「共創」のプロセスを重視しており、そこから得られた学びを日本国内の教育に還元する「リバースイノベーション」の実践的モデルとしても位置づけられます。これにより、持続可能な社会の実現に貢献する次世代人材の育成を図ります。
登壇者
- 草間 剛
- 衆議院議員、国際協力調査会、TICAD PT事務局長
- 中村 俊之
- JICA理事長特別補佐
- マリー・マルセリーヌ・ラソロアリソア
- マダガスカル技術・職業教育大臣
- 中山 忠親
- 高専OI事務局長・長岡技術科学大学特命副学長・教授
- 2024年度マダガスカル派遣 宇部高専生
- ティノ・アンビニンツォア・ランディンビアリソン
- アンタナナリボ高等技術学院●●
- 2024年度ケニア派遣 長岡・北九州高専生
- ロバート・ネスタ
- ジョモケニアッタ農工大学教授
- 2025年ガーナ派遣予定長岡高専チーム
- 2025年セネガル派遣予定長岡高専チーム
- 過去の高専OI参加者(長岡技大在籍)
- 小田原JICAマダガスカル事務所長
- 宮下 幸雄
- 長岡技術科学大学副学長(国際戦略担当)