アフリカのためのAIトランスフォーメーション – AI人材育成とエコシステム強化
2025年8月21 日(木)12:30-14:30(JST)
- 日時
- 2025年8月21 日(木)12:30-14:30(JST)
- 分野
- AI
- 会場(開催形式)
- インターコン(ハイブリッド開催)
- 共催
- 世界銀行、UNDP
背景
人工知能(AI)技術は、データの収集・分析、情報の高度化、そしてその知見に基づく意思決定を可能にする、最も多用途なデジタル技術の一つとして、世界の在り方を変えつつあります。AIはすでに、居住地に関わらず人々の生活のあらゆる側面に変革をもたらしています。これはアフリカにおいても同様であり、AIを活用したソリューションは、保健、農業、教育、経済開発などの重要課題に対処しています。AIは、社会経済的課題の解決と持続可能な開発の加速に資する主要なデジタル推進力の一つとして期待されています。
しかし、AIの力を真に活用するためには、アフリカ諸国が乗り越えるべき課題も数多く存在します。インフラの整備不足、AI向けデータセットの不足と質の問題、AI人材のスキルギャップと不足、倫理的・文化的課題、ガバナンスおよび規制の問題、安全性と信頼性などが、アフリカが直面する主要な課題です。
キー・クエスチョン
第1部 パネルディスカッション「アフリカ開発におけるAIの課題と可能性」
- AIを導入することで、アフリカの社会経済・政治的発展にどのような恩恵があるのか?
- AIを導入するにあたり、アフリカが直面する主な課題は何か?
- 政府、開発パートナー、学術機関、民間企業は、アフリカにおけるデジタル変革と開発を推進するために、AI分野でどのように連携・相乗効果を生み出せるか?
第2部 TED Talk Styleプレゼンテーション「アフリカにおけるAI人材育成」
- 現時点におけるアフリカのAI人材の状況は?
- アフリカにおけるAI人材を拡充するためにできること・必要なことは?
- 開発パートナー、学術機関、民間セクターは、どのように連携してAI人材の育成を支援できるか?
目的
アフリカの開発におけるAIの課題と機会、そしてアフリカでAIを活用した開発を支えるためのAI人材の育成方法について議論することを目的としており、アフリカで実施されるさまざまなAIイニシアチブに本議論の結果が反映されることが期待されます。登壇者
Opening Remarks
- 安藤 直樹理事
- JICA
基調演説
- ハオリャン・シュー国連事務次長兼国連開発計画総裁代行
- UNDP
セッション1
- オーレリー・アダム・スール デジタル大臣
- ベナン共和国
- ラシーナ・コネCEO
- Smart Africa
- 内藤 智之副学長
- 神戸情報大学院大学
- ナタリー・パイダ・ジャバングウェ Executive Secretary/CEO
- Timbuktoo Africa Innovation Foundation
セッション2
- 牧浦 土雅 Founder & CEO
- Degas
- ペロノミ・モイロア Founder & CEO
- Lelapa AI
- 松尾 豊教授
- 東京大学
- 平川 恵鈴 国際交流担当
- 松尾・岩澤研究室
ファシリテーター
- フォリー・バー・ティボルト ジャーナリスト兼プリンシパルプレゼンター
- アルジャジーラ
Closing Remarks
- サンブー・キム 副総裁
- 世界銀行